Ultra Mini Httpd マニュアル
by ピコリックス Eva
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1.配布内容
2.別途必要プログラム
3.機能概要
4.設定ファイル
5.インストール方法
6.起動の確認
7.停止方法
8.再起動方法
9.プログラム及びサービスの削除方法
10.その他
※ バージョン情報
1) install.bat -- インストールBATファイル
2) minihttpd.exe -- WWW任意ポートで接続できるサーバ本体httpdプログラム。
3) httpd.exe -- サービス本体プログラム
4) httpsts.exe -- minihttpプログラム及びサービス停止プログラム
5) minihttpd.ini -- WWWサーバの設定など(minihttpd.exe,httpdが参照する)
6) webpages\ -- index.html,manual_for_minihttpd.html,version.htmlなど
7) read.me -- 本ファイル
※ minihttpd.lzhをLZH解凍ツールで解凍して下さい。 〜\minihttpd\配下に
展開されます。
↓これがなくても、コントロールパネルのサービス(WIN2000,NT),管理ツール−>サービス
からGUIで設定できます。
1) sc.exe -- サービス設定ユーティリティー(サービスのインストールに使用)
*Windows NT,2000はNTリソースキットに付属しています。
また、下記の場所からダウンロード可能です。(2003/2/10現在)
Using SC.EXE to Develop Windows NT Services
*XPは、OSに標準付属しています。
1) 動作が軽い。安定している。
2) 任意ポートでWWWサービスを起動:デフォルト80
3) CGI実行可能
4) マルチスレッド対応で、最大スレッド数(=最大接続数)指定可能
5) 簡易アクセスLOG出力
6) 簡易アクセス制限
7) CGIアクセス名の内部読み替え機能
8) 制約事項
・プロトコルバージョンはHTTP/1.0で、Keep-Aliveモードです。
・1ファイルの最大ファイルサイズは、655366バイトまでです。
(それ以上は、途切れます。)
外部プログラムのSTDOUT出力されたデータのPIPE読込最大サイズは、
65536バイトまでです
※外部プログラムのファイルサイズに制限はありません。
9) その他
・環境変数:HTTP_THREAD_COUNT
残り起動可能スレッド数を返します。
例)perl
$len = 30 - $ENV{'HTTP_THREAD_COUNT'}; # 30は、minihttpd.iniで設定した値
$lenに現在の起動スレッド数がわかります。)
その他のHTTP_環境変数は今のところございません。
4.設定ファイル minihttpd.ini
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4-1 1.を適当なディレクトリーにコピーして下さい。
例)c:\apps\minihttpd配下にコピーする。
※一度インストールしてサービスが 起動しているとコピーできません。
そのときは、7の停止方法でプログラムを停止して下さい。
4-2 minihttpd.iniの設定を行います。
1) 接続ポートの指定:
HTTPPORT=80
デフォルトは80に設定してあります。
ご使用のポート番号に適宜修正して下さい。
2) WWWプログラムの指定:(必須)
EXEC=c:\apps\minihttpd\minihttpd.exe
コピーしたディレクトリー+\minihttpd.exeに書き換えてください。
3) 最大スレッド数の指定:
MAXTHREAD=30
デフォルトでは30に設定してあります。
同時接続数と関連します。同時接続数+5ぐらいにしてください。
4) ログの設定:
LOGNAME=c:\temp\httpd.log
LOGSWITCH=1
デフォルトでは1(1M)、ファイルサイズ1Mでスイッチします。
xxxx.logをxxxx.log.oldに換えて、新たにxxxx.logを生成する。
LOGSWITCH=0でスイッチしない。
5) WWWディレクトリーの指定:(必須)
WEBROOT = d:\webpages
WEBCGI = d:\webpages\cgi-bin
6) CGI関連:
CGIDIR = NONPROTECT
NONPROTECT 時は、どのような*.exe,*.plも起動可能。
PROTECT 時は、サーバプロセスから直接実行できないようにする。
実行できるのは,app.cgiというURL指定のみ可能とし
app.cgiの実態は、CGINAMEで指定する。
CGINAME = ociselect.exe
#http://xxxx/select.cgi -> CGINAMEに振り替えて実行する。
7) アクセス制限:将来もうちょっとカスタマイズ予定
ACCEPTIP_INNER =
ACCEPTIP_OUTER =
空白で、制限なし。
IPアドレスを記述すると、そのIPアドレスからしかアクセスできません。
(サブネット、範囲指定はこのバージョン1.2ではできません)
4-3 htmlを配置します。
minihttpd.iniの例では、d:\webpagesにhtmlファイルを置いています。
添付のwebpagesのファイルを使用して下さい。
ご自分のコンテンツがある場合は、同じく任意のディレクトリーを作り、
そこにファイルを置いてください。[WEBROOT = でディレクトリー指定します。]
添付のcgiプログラムは、perlプログラムです。[WEBCGI = でディレクトリー指定します。]
サーバにperlがインストールされている場合 動きます。
5-1 install.batを実行する。
DOS窓を起動し、コピーしたディレクトリー上で、
c:\> install.batを実行して下さい。
※インストール後、コピーしたディレクトリーから別のディレクトリーに
プログラム、設定ファイ(INI)を移動させた場合は、動かなくなります。
この場合は、 9.プログラム及びサービスの削除方法を実行し再度
インストールを実行して下さい。
1) サービスに登録されます。 (次回からは、自動起動します。)
2) サービスプログラムhttpd.exe 及びwwwサービス:minihttpd.exeが
バックグラウンドで起動します。
※sc.exeがない方は、コントロールパネルのサービス(WIN2000,NT),管理ツール−>サービス
から”自動”に設定し、”開始”を選択して下さい。
※当ソフトは、レジストリー
HKEY_LOCAL_MACHINE\\SYSTEM\\CurrentControlSet\\Services\\HttpdService
配下に一部の設定を記述しています。
その他は一切登録設定しておりません。また、自分のインストールした
ディレクトリー以外に一切DLLなど他のソフトをインストールしていません。
従いまして、6.プログラム及びサービスの削除方法を実施していただければ
一切を削除できます。
1) ブラウザーで、アクセスしてindex.htmlページが表示されれば正常に起動できています。
例)
http://local/index.html
http://local:8888/index.html
http://192.168.0.2/index.html
DOS窓を起動し、httpsts -o stop を実行して下さい。
サービスプログラム、minihttpdプログラム本体が停止します。
C:\apps\minihttpd>httpsts -o stop
httpsts: PID=[bf4] minihttpd Stop & HttpdService Shutdown.
※パラメータオプションをつけずに、httpstsを起動した場合は、
infoメッセージを出力します。
httpsts: PID=[bf4] minihttpd / SERVER=EvaWebServer Alive! [Picolix by Eva ..]
8.1 7.の停止方法で停止させる。
8-2 サービスマネージャーで、Httpd Serviceを開始する。
※sc.exeで起動しても構いません。 (7.停止方法の画面のsc start HttpdService参照)
9-1 7.の停止方法で停止させる。
9-2 サービスの削除
httpd -remove
9-3 プログラムの削除
導入コピーしたプログラムを全て削除する。
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