[SMAIL] 送信専用コマンドラインメールソフト



  ・複数の添付ファイルに対応しています。
  ・HTML形式のメール送信に対応しています。v5.00以降
  ・種々の認証に対応しています。
    POP before SMTP,APOP・SMTP認証(AUTH CRAM-MD5,AUTH PLAIN,AUTH LOGIN)等
  ・SSL暗号化通信に対応しています。
    SMTPS/POPS(SMTP/POP over SSL, STARTTLS) SSL暗号化通信 SSLv2,v3,TLS v1.0~v1.3
    Gmail,Yahoo mail,xrea,Microsoft hotmail/live mailのSSL通信確認済み
    Gmail OAuth2認証対応,Microsoft Office 365 OAuth2認証対応
  ・システムの自動監視の結果内容のメール送信の組み込みにも適しています。
  ・オプション指定でメール送受信プロトコルの内容をそのままコンソールに表示できます。
  ・64bit版のSMAIL.EXEを必要な方はご連絡ください。 v5.00以降

   smail-v5.01.1.zip 3.3Mバイト (2023/1/9) 
   SMAIL設定参考資料(PDF)
   SMAIL-HTML形式メール送信方法(PDF) (2022/4/29) 
   SMAIL-Gmail SMTP OAuth2認証利用方法(PDF) (2022/4/5) 
   SMAIL-Microsoft Office 365 SMTP OAuth2認証利用方法(PDF) (2021/9/10) 
   FAQ集
   Vectorレビュー


コマンドライン実行
 (構文)
  smail [-d][-t][-i][-S][-p(1~9)] -hホスト名 -f送信ユーザ名 -sサブジェクト
   -F本文用ファイル名 -a添付ファイル名1[,添付ファイル名2,..]  user1@XXXX[,user2@XXX,BCC:user3@XXX..]
 (例)
  smail -hxxx.yyy.zzz.www -fアカウント -Fread.me -sテスト -F本文.txt foo@hoge.hoge.hoge

    ---------------------------------------------------------------------------------
     *  -h: メールサーバ名又はIPアドレス
    *  foo@hoge.hoge.hoge,[[BCC:]foo2@hoge.hoge.hoge],... 
         送信先メールアドレス(カンマ区切りで複数指定可能)
         CC:をメールアドレス頭に付加したものは、CC扱いとなります。
         BCC:をメールアドレス頭に付加したものは、BCC扱いとなります。
  ---------------------------------------------------------------------------------
     -f: 送信者名   :  -f"Eva "   ←ニックネームを付けたい時
                    :  -ffoo@hoge.hoge.hoge
     -r: 送信者名   :  [Replay-to]を指定したい時に使用します。
                       ※このオプションではニックネームは使用できません。
                       -rfoo2@hoge.hoge.hoge          
                           メールソフトで返信すると,-fで指定した送信者名よりもこちらが選択されます。
                           全員に返信すると,-r,-fで指定した両方の送信者名に送信されます。
                       -r
                           送信者名を指定しない場合は、-fの送信者名を代用します。
     -s: サブジェクト
     -F: 本文内容テキストファイル名
     -T: 本文内容 -Fよりも優先される
     -a: 添付ファイル名 (カンマ区切りで複数可能)
     -p: プライオリティー -p4以下は、重要度高 -p5以上は重要度低  : -p1 ~ -p9
     -t: NTタイムゾーン調整オプション
     -S: サイレントモード(エラー表示しない)
     -d: デバッグ表示モード
     -i: インフォメーション表示モード 
     -m: Message-IDの付加 -mで自動 -mxxxxxxxでxxxxxxxを付加
     -L: SSLでTLSを使用する。(デフォルトは、SSLv2v3を使用)
     -l: STARTTLSでSSLを開始する。
     -x: htm,htmlの添付ファイルは、Content-Type:text/htmlとして出力する。
     -x: -aで指定した添付HTMLファイルをHTML形式のメールとして送信します。
       使用例:
       1)-x -ac:\temp\index.html

       2)-x -ac:\temp\index.html,c:\temp\bottun.png,c:\temp\logo.png
          ・index.html中の<img src="xxx">の指定で添付のファイルが存在する場合はインライン展開して送信されます。
            <img src="xxx">は<img src="cid:XXXXXXXXXX">に内部変換されます。
          ・<img src="https://xxx">のURL指定はそのまま出力されます。
          ・文字コードはindex.html中の<meta http-equiv="Content-Type" Content="text/html; charset=????">
            でメールクライアント側でcharset=で自動判定されます。
             charset=Shift_JIS、charset=UTF-8

       3)-Fc:\honbun.txt -x -ac:\temp\index.html,c:\temp\bottun.png,c:\temp\logo.png
          ・本文のhonbun.txtはtext/plain、添付HTMLファイルのindex.htmlはtext/htmlでmalutipart-alternaiveで送信します。
           text/plain、text/htmlを個別で表示メールクライアントの場合は両方参照できます。
           gmail(web),outlook等はtext/htmlのHTML形式のみ参照となります。

       4)-Fc:\honbun.txt -x -ac:\temp\index.html,c:\temp\bottun.png,c:\temp\logo.png,c:\work\test.png,c:\work\setumei.pdf
          ・本文のhonbun.txtはtext/plain
            添付HTMLファイルのindex.htmlはtext/html
            index.htmlで参照している画像のbottun.png、logo.pngはimage/jpg
            index.htmlで参照していないファイルtest.png、setumei.pdfはapplication/octet-stream
            でmalutipart-alternaiveで送信します。

            結果:index.htmlはHTML形式で参照され、test.png、setumei.pdfは通常の添付ファイルとして扱われます。

       5)-T"本文内容、テスト" -x -ac:\temp\index.html,c:\temp\bottun.png,c:\temp\logo.png,c:\work\test.png,c:\work\setumei.pdf
           本文内容-Fの代わりに-Tで直値で指定も可能です。
        【関連事項】
            詳細はSMAIL-HTML形式メール送信方法.pdf参照

     -B: 文字列を暗号化し表示。-Bxxxxxxで???????を出力。-Bは複数可能。他オプションは無視します。
     -c: -c
          キャラクターセット:ISO-2022-JP エンコード 7bit    (-c未指定時のデフォルトです。)
         -cj
          キャラクターセット:ISO-2022-JP エンコード 7bit
         -cu8
          キャラクターセット:UTF8         エンコード 8bit
         -cub
          キャラクターセット:UTF8         エンコード base64
         -cuq
          キャラクターセット:UTF8         エンコード quoted printable
     -PA,-PP,-PS: smtp(s),pop(s)のパスワードを指定します。(iniファイルの設定より優先) 
         -PA smtp(s),pop(s)の両方にパスワードを設定する。
         -PP pop(s)にパスワードを設定する。
         -PS smtp(s)にパスワードを設定する。
            例1) パスワード 1234567890の場合
	          -PA1234567890 または -PA"1234567890"
            例2) パスワード 123456"7890の場合(パスワードに"が含まれる)
              -PA"12345""67890"
            例3) パスワード 123456|7890の場合(パスワードに|が含まれる)
              -PA"12345|67890"
     -UA,-UP,-US: smtp(s),pop(s)のユーザIDを指定します。(iniファイルの設定より優先) 
         -UA smtp(s),pop(s)の両方にユーザIDを設定する。
         -UP pop(s)にユーザIDを設定する。
         -US smtp(s)ユーザIDを設定する。
            例1) ユーザID 12345@67890.xx.xxの場合
	          -UA12345@67890.xx.xx または -UA"12345@67890.xx.xx"

     -?: オプションヘルプ
  ---------------------------------------------------------------------------------
メール送信の様子
 ・サブジェクト、本文内容にスペースが入る場合はダブルクォート(")で括ります。
 ・-dオプションを追加すると、プロトコル内容がそのまま見られます。(相手メールサーバとのデバッグに大変有効です。)

 ・エラー時のコード表示の様子。環境変数%ERRORLEVEL%にエラー番号がセットされます。
 ・また-iオプションを指定して送信すると詳細内容を表示します。

SSL通信
 ・SMAILは、通信にSSLも使用することができます。
 ・POP before SMTP ,APOP + SMTP認証かつSSL通信(SMTP/POP over SSL)を行う。


バージョン履歴・ダウンロード

smail-v5.01.1.zip 3.3Mバイト (2023/1/9) 
 1..Micrrofoft トークン取得プログラムSmailRefreshToken.exeをUPDATEしました。
  ※リモートサーバエラーの対応を行いました。
smail-v5.01.zip 3.3Mバイト (2022/11/3)
 1.openSSL CVE-2022-3786、CVE-2022-3602脆弱性対応
  openSSL 1.1.1nにライブラリをバージョンアップ
  64bit版SMAILはopenSSL 3.0.2のライブラリーを組み込み
smail-v5.00.zip 3.3Mバイト (2022/4/29)
 1.-xオプションでHTML形式のメール送信に正式対応。画像のインライン展開可能。
 2.openSSL 1.1.1nにライブラリをバージョンアップ
   脆弱性対応:CVE-2022-0778
 3.SMAIL-Gmail SMTP OAuth2認証利用方法.pdf更新(第5版)
  ・マニュアル更新、Google cloud APIの登録方法が変わりました。
 4.64bit版SMAILリリース
  ・64bit対応のため変数型変更
  ・openSSL 3.0.2のライブラリーを組み込み
 5.その他バグ修正
  ・複数添付ファイルの内部コンバート用の一時生成ファイルが残ることがある。
smail-v4.31.zip 2.7Mバイト (2021/9/10)
・OAuth2.0用設定ファイルsmail_refreshtoken.iniの参照場所不具合修正
・GMAILおよびMicrosftのOAuth2認証利用方法の更新
・smail-v4.31.zip (2021/9/10)
・OAuth2.0用設定ファイルsmail_refreshtoken.iniの参照場所不具合修正
・GMAILおよびMicrosftのOAuth2認証利用方法の更新

・smail-v4.30.zip (2021/8/29)
 ・openSSL 1.1.1lにライブラリをバージョンアップ 脆弱性対応:CVE-2021-3711、CVE-2021-3712
 ・In-Reply-To,References ヘッダーオプション対応 -RI,-RR
 ・本文ファイルの文字コードutf8ファイル対応 -uF
・smail-v4.29.zip (2021/6/22)
 ・Microsft Office365 OAuth2.0のSMTP認証に対応しました。
  付属のSmailRefreshToken.exeが必要です。
  旧SmailGmailRefreshToken.exeはSmailRefreshToken.exeに統合しました。
smail-v4.28.zip 1.79Mバイト (2021/4/3)
 ・openSSL 1.1.1kにライブラリをバージョンアップ (CVE-2021-23841、CVE-2021-23840対応)
smail-v4.27.zip 1.78Mバイト (2020/12/12)
 ・openSSL 1.1.1iにライブラリをバージョンアップ (CVE-2020-1971対応)
smail-v4.26.zip 1.78Mバイト  (2020/11/1)
 ・Gmail OAuth2.0のSMTP認証に対応しました。
  アクセストークン取得用のSmailGmailRefreshToken.exeを同梱しております。
smail-v4.25.zip 1.08Mバイト  (2020/9/23)
 ・openSSL 1.1.1hにライブラリをバージョンアップ
 ・Bcrypt.dllなくても動作可
smail-v4.24.zip 1.08Mバイト  (2020/9/22)
 ・openSSL 1.1.1gにライブラリをバージョンアップ
 ・Bcrypt.dllなくても動作可
smail-v4.23.zip 1.05Mバイト  (2020/3/22)
 ・openSSL 1.1.1eにライブラリをバージョンアップ
smail-v4.22.zip 1.05Mバイト (2020/3/27)
 ・openSSL 1.1.1dにライブラリをバージョンアップ
smail-v4.21.zip 1.08Mバイト (2018/12/23)
 ・TLSv1.3対応。
 ・openSSL 1.1.1aにライブラリをバージョンアップ
 ・コンソール設定は廃止し、GUI設定のみにしました。 本バージョンよりopensslは1.1.1系を使用しています。
smail-v4.20.zip(2017/1/23)
 ・-PA,-PP,-PSオプション追加(コマンドラインパラメータからパスワード指定)
 ・-UA,-UP,-USオプション追加(コマンドラインパラメータからユーザID指定)
 ・openSSL 1.0.2jにライブラリをバージョンアップ
smail-v4.191.zip(2016/3/6)
 ・本文内1行の最大文字数バッファーオーバーエラー修正
 ・openSSL 1.0.2fにライブラリをバージョンアップ
 ・UTF8送信時の内部charset指定文字列をutf8からutf-8に変更
smail-v4.18.zip(2014/4/20)
 ・openSSL 1.0.1gにライブラリをバージョンアップ。脆弱性対策(CVE-2014-0160)
smail-v4.17.zip(2013/6/2)
 ・開封確認対応 -n: 開封確認返信メールアドレス
smail-v4.16.zip(2013/3/10)
 ・キャラクターセット:UTF8,エンコード 8bit/base64/quoted printableで送信対応
smail-v4.15.zip(2013/3/2)
 ・IBM拡張文字をNEC選定IBM拡張文字に自動変換する。(文字化け対策)
 ・openSSL 1.0.1eにライブラリをバージョンアップ。
 ・-Bオプション 文字列を暗号化して表示するオプションを追加。
 ・2012/06/23 v4.14
  ・1.-xオプション htm,htmlの添付ファイルは、Content-Type:text/htmlとして出力する。
  ・2.openSSL 1.0.0eにライブラリをバージョンアップ。
smail-v4.13.zip(2011/8/6)
 ・-rオプション メールヘッダの「Replay-to」を指定できるようにしました。
smail-v4.12.zip(2011/4/17)
 ・openSSL 1.0.0dにライブラリをバージョンアップ。
 ・STARTTLSに対応しました。(Microsoft系メールサーバに対応)した。
smail-v4.11.zip(2010/9/26)
 ・添付ファイルを指定(-a)して、重要度高(-p1~-p4)を指定すると重要度高にならないメールクライアントに対応しました。
smail-v4.10.zip(2010/3/29):未公開
 ・openSSL 1.0.0にライブラリーをバージョンアップ。
 ・SSL TLSに対応しました。(-L: SSLでTLSを使用する場合。(デフォルトは、SSLv2v3を使用))
smail-v4.09.zip(2007/12/3)
 ・GMAILサーバへのSSL送信で本文添付、内容添付でエラーする不具合を修正
 ・openSSL 0.9.8から0.9.8gにライブラリーをバージョンアップ。
smail-v4.08.zip(2007/05/30)
 ・メールサーバによって、EHLOコマンドでホスト名またはIPアドレスを必要とするサーバに対応。
smail-v4.07.zip(2007/03/06)
 ・重要度指定で、メールサーバ側でフィルター設定した場合、フィルターにかからない不具合修正。
 ・-m オプションの追加:Message-IDの付加ができます。 -mで自動 -mxxxxxxxでxxxxxxxを付加
smail-v4.06.lzh(2006/09/27)
 ・SSL通信モードで、QUITコマンドを送った直後に接続を切断するSMTPサーバへの対処を行った。
  (googleのgmailサーバ対策)
smail-v4.05.lzh(2006/09/12)
 ・ウイルススキャンソフトが常駐している時に実行すると、CPU使用率が100%になるのを回避しました。
smail-v4.04.lzh(2006/2/26)
 ・デバッグ時(-d)以外にも一部のメッセージを出力していたバグ修正
smail-v4.03.lzh(2006/02/26)
 ・サーバからの複数応答で場合によって接続エラーとなることがあった。
smail-v4.02.lzh(2005/8/21)
  ・openSSL 0.9.7.eから0.9.8にライブラリーをバージョンアップ。
  ・設定をGUIでできるようにした。
smail-v4.00-ssl.lzh SMTPS(POP/SMTP over SSL )に対応。(2005/1/25)
smail-v4.01-ssl.lzh POPS(POP over SSL )に対応。
smail-v3.11.lzh サブジェクト,添付ファイル名でIBM拡張文字の文字化け修正(2005/2/19)
smail-v3.10.lzh 添付ファイル名で半角カナを使うと文字化けするバグ修正
smail-v3.09.lzh 添付ファイル名で特定文字で文字化けするバグ修正(2004/11/23)
smail-v3.08.lzh BCCのみの送信先を指定すると、サブジェクトがおかしくなるバグ修正
smail-v3.07.lzh SMTPクライアント EHLOコマンドに変更。
smail-v3.061.lzh バグ修正。(添付ファイル行末CR+LF)
smail-v3.06.lzh バグ修正。
smail-v3.05.lzh SMTP認証(AUTH CRAM-MD5,AUTH PLAIN,AUTH LOGIN)に対応
smail-v3.042.lzh 複数CC送信先対応(複数送信、複数BCC送信先は対応済み)
smail-v3.041.lzh APOP対応版
smail-v3.03.lzh
smail-v3.02.lzh POP before SMTP対応バージョン
smail-v3.01b.lzh 複数添付ファイル対応、BCC対応バージョン
smail-v2.13.lzh