ネットで調べてみると、さくらVPSのOSをMondo Rescueでバックアップされている方がちらほらいたので、参考にしてバックアップして、Vmware Playerにセットしてみた。
さくらVPS CentOS6.3でまず、 Mondo Rescue関連をインストールします。
モジュールの取得:
wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/6/x86_64/afio-2.5-1.rhel6.x86_64.rpm
wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/6/x86_64/buffer-1.19-4.rhel6.x86_64.rpm
wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/6/x86_64/mindi-busybox-1.18.5-1.rhel6.x86_64.rpm
wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/6/x86_64/mindi-2.1.3-1.rhel6.x86_64.rpm
wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/6/x86_64/mondo-3.0.2-1.rhel6.x86_64.rpm
インストール:
rpm -iUvh afio-2.5-1.rhel6.x86_64.rpm
rpm -iUvh buffer-1.19-4.rhel6.x86_64.rpm
rpm -iUvh mindi-busybox-1.18.5-1.rhel6.x86_64.rpm
rpm -iUvh mindi-2.1.3-1.rhel6.x86_64.rpm
rpm -iUvh mondo-3.0.2-1.rhel6.x86_64.rpm
バックアップ:
mondoarchive -Oi -g -N -s 4200m -d /home/shoichi/backup -E /home/shoichi/backup
ISOイメージが出来上がります。(データベースとかWEBデータで30Gぐらいあるので、3時間かかかって圧縮されて4つのISOイメージになった)
-rw-r–r– 1 root root 4399417344 Sep 22 13:24 mondorescue-1.iso
-rw-r–r– 1 root root 4400060416 Sep 22 14:19 mondorescue-2.iso
-rw-r–r– 1 root root 4390195200 Sep 22 14:54 mondorescue-3.iso
-rw-r–r– 1 root root 3078658048 Sep 22 15:31 mondorescue-4.iso
Vmware Playerにセット:
CD/DVDにISOイメージ:mondorescue-1.isoをセットして起動します。
boot:
と出るので、
nuke[ENTER]とします。(自動モード)
mountlistの変更 (vda=>sda およびサイズ変更)
1) vda を sdaにすべて変更します。
2) SIZEの変更
元のOS(100G)と同じサイズならそのままでいいですが、今回Vmwareの方は50Gにしたので変更が必要。
sda1,sda2のサイズはそのままにする(変更してはだめです。)
sda3を残り全部にする。
(SIZEに0を入れて[OK]とすると残り割り当てられるSIZEを表示されるので、その数値を入れ直して[OK]とする。
その後いろいろ聞いてきますが全て言いなりで[YES]としリストアーが始まります。
途中CD/DVDの交換要求がありますので、Vmware PlayerのCD-ROMアイコンをクリックして、順次mondorescue-2.iso..に設定し直して続行します。
リストアーが終わりと、各種設定変更画面が出ます。
1) /etc/fstab
変更なし、CTRL+Xで次へ
2) /etc/mtab
vdaをすべてsdaに変更
CTRL+Wで上書き、CTRL+Xで次へ
3) /boot/grub/device.map
vdaをすべてsdaに変更
CTRL+Wで上書き、CTRL+Xで次へ
4)/boot/grub/grub.conf
変更なし、CTRL+Xで次へ
#プロンプトになる。(viで正しく修正されたか確認)
リブートするとCentOS6.3が起動します。
*)さくらVPSはISOイメージでOSインストールできますので、Mondo Rescueで丸ごとバックアップしたISOイメージでリストアーできます。
ただし、さくらVPSはISOイメージのUPLOAD領域は5Gまでなので要注意です。