3/13にVPS 大阪リージョンもローカルネットワークが追加されていました。
当方は、大阪リージョンで2台のVPSを借りていますので早速設定しました。
一つは、www.picolix.jpでCentOS release 6.5で、もう一つは、www.sco.jpでWindows 7 Ultimateです。(windowsはISOイメージでインストール)
www.sco.jpからwww.picolix.jpへ画像キャプチャーデータの転送をリアルタイムで行っているのですが従来だとインターネット経由(といっても上位のどこかのスイッチで折り返していると思いますが。)でしたが、これがローカルネットワーク経由(1Gbps ベストエフォート)で転送できるようになります。(すばらしい!)
ということで早速設定することに。
1)管理画面からサーバを再起動すると、ネットワークアダプターが2個増えて全部で3個になります。
※サーバをリブートしても増えず、VPSコントロールパネルから再起動したら増えていました。
2)スイッチ(仮想)を追加します。10個まで無料で追加できます。
3)スイッチにサーバを接続
それぞれeth1に接続
※サーバを停止させていないと接続追加できません。
5)サーバネットワーク設定
■www.sco.jp/ Windows 7 Ultimate
ローカル エリア接続 2 : eth2
ローカル エリア接続 3 : eth1
が生成されていますので、ローカル エリア接続 2は使わないので、無効にする。
※環境によっては、ローカル エリア接続 2がeth1,ローカル エリア接続 3がeth2に
なる場合もあります。DOS窓で、ipconfig /allと打ってMACアドレスでどちらに割り当てられたかを事前に調べておきます。
ローカル エリア接続 3にIPアドレス 192.168.200.10を設定
■www.picolix.jp / CentOS release 6.5
[root@www ~]# ifconfig -a
で、eth1,eth2が追加されていることが分かります。
[root@www ~]# cd /etc/sysconfig/network-scripts/
[root@www network-scripts]#
[root@www network-scripts]# cp ifcfg-eth0 ifcfg-eth1
viでifcfg-eth1を編集
[root@www network-scripts]# cat ifcfg-eth1
DEVICE=”eth1″
IPADDR=”192.168.200.11″
NETMASK=”255.255.255.0″
ONBOOT=”yes”
TYPE=”Ethernet”
ARPCHECK=no
ついでに、 ifcfg-eth0にARPCHECK=noを追加
どういうわけか、ARPCHECK=noを入れないと、eth1をifupした時に、
eth0が応答しなくなります。
[root@www network-scripts]# cat ifcfg-eth0
DEVICE=”eth0″
IPADDR=”YY.YYY.YYY.YYY”
NETMASK=”255.255.254.0″
GATEWAY=”XX.XX.XX.XX”
ONBOOT=”yes”
TYPE=”Ethernet”
ARPCHECK=no
[root@www network-scripts]# ./ifup eth1
でeth1有効化
これで、www.sco.jp 192.168.200.10にアクセスできるようになります。
[root@www network-scripts]# ping 192.168.200.10
PING 192.168.200.10 (192.168.200.10) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.200.10: icmp_seq=1 ttl=128 time=1.74 ms
64 bytes from 192.168.200.10: icmp_seq=2 ttl=128 time=0.826 ms
後はwww.sco.jpの自前のアプリで、www.picolix.jpに転送しているところを192.168.200.11
に書き換えて終わり。